Culture
すとぷり・ななもり。とさとみが卒業 結成10周年の節目に決断
ころん・ジェル・莉犬・るぅとの4人ですとぷりは続く さとみはソロで活動継続、ななもり。は「1番のファン」として応援へ
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By Matthew H.
すとぷりのリーダー・ななもり。とメンバーのさとみが、2026年10月18日をもってグループを卒業しました。2人は同日夜、それぞれの公式Xで長文の文書を公開して卒業を報告。あわせて、すとぷりと運営会社の株式会社STPRからも公式のお知らせが発表されました。
同日20時15分からは、すとぷりちゃんねるで生配信「すとぷりから今後の活動について大事なお知らせがあります。」を実施。6人がそろって出演し、卒業に至った経緯を説明するとともに、メンバー一人ひとりがリスナーへ直接思いを伝えました。

すとぷりは4人で活動を継続
すとぷり: ころん、ジェル、莉犬、るぅとの4人で活動を続けます。
ななもり。: 引き続き株式会社STPRの取締役を務めます。
さとみ: ソロとして配信・動画投稿・ライブ活動を続けます。ただし、すとぷりの「さとみ」としてステージに立つことはなくなります。
告知済みのコラボ・6人でのグッズ: 予定どおり継続して展開・販売されます。最新情報は公式ホームページ等で随時案内されます。
卒業ライブ: 現時点で発表はありません。さとみは文書の中で「みんなの前でちゃんとお別れを言えないこと、本当にごめんなさい」とつづっています。
公式のお知らせでは、「新たな道へ進みたいという2人の強い想い」を受け、メンバーとスタッフで何度も話し合いを重ねた結果、「2人の決意を尊重し、送り出す結論に至りました」と説明。突然の発表になったことをお詫びし、「今後とも、『すとぷり』ならびに6人への変わらぬご声援」をお願いしています。
なお、本件に関する問い合わせはSTPR公式サイトのお問い合わせページで受け付けています。SNSのDMやリプライ、配信のコメントなどでクリエイター本人へ直接連絡することは控えるよう呼びかけられています。
ななもり。、リスナーへ「全部、僕の大切な宝物です」
2016年にすとぷりを結成し、メンバー、リーダー、プロデューサーとしてグループを引っ張ってきたななもり。。配信では、10周年のアリーナツアーをメンバーが自分たちの力で創り上げて最後までやり遂げ、リスナーがそれに全力で応えてくれた姿を見て、「すとぷりは本当にすごいグループだ」と改めて実感したと語りました。
グループやメンバー、リスナーに迷惑をかけたくないという気持ちから、ずっと胸にしまってきた思いがあったというななもり。。ツアーを終え、「本当にこのタイミングしかない」とメンバーに相談したと明かしました。文書でも「これは、僕自身の意思で決めたことです」とつづり、10周年という大切な年の報告になったことを謝っています。
今後については、これまで取り組んできたことや挑戦はまだ続いているとしたうえで、「まずは自由を取り戻して、もっと自分が何をしたいのかをみんなに話せるようになるまでいけたら」と話しました。
すとぷりすなーへは、こんな言葉を送っています。
「この広いインターネットの中から、すとぷりを見つけてくれて、好きになってくれて、本当にありがとう。たくさんの応援も、優しい言葉も、一緒に笑った時間も、全部、僕の大切な宝物です。僕は卒業するけど、みんなと過ごした10年間がなくなるわけではありません。みんなと一緒に叶えた夢も、見てきた景色も、これからの人生もずっと大切にしていきます。どうか、これからのすとぷりもよろしくお願いします。」
メンバーに向けては、次のようにつづりました。
「すとぷりは、僕が想像していたよりもずっと大きく、強いグループになりました。これからの4人なら、きっと僕が想像もできないような景色を、すとぷりすなーのみんなと一緒に見せてくれると思います。心から、そう信じています。」
配信では「俺も1番のファンとして楽しみにしている」と、これからの4人へエールを送りました。
さとみ、100人のライブから紅白のステージまで10年を振り返る

ピンク担当のさとみは、昨年の活動休止から戻ってきてからの1年、自分のペースで活動を続けるなかで、「すとぷりの中で自分がどうあるべきか」をずっと考えてきたと明かしました。グループを支えてくれているメンバーがいるなかで、今の自分の関わり方がこのままでいいのか。10年という節目を迎え、「さとみ個人として、もっと自分の力を試してみたい」と思うようになったこと。そして、自分を好きでいてくれる人たちの前では「これからもずっと、自分らしいままの僕でいたい」と思ったこと。
「いろんな気持ちが重なって、何度も考えて、最後に出した答えが卒業でした。」
今後も、さとみとしての配信や動画投稿、ライブ活動はこれまでどおり続けていくとのこと。時間をかけて学ぶところから始める新しい挑戦も含めて、ひとつずつじっくり取り組んでいきたいと語りました。
文書では、メンバーと歩んだ10年をこう振り返っています。
「100人から始まったライブも、空席が悔しかった初めてのドームも、満員のドームも、紅白のステージも。一人じゃ絶対に見られなかった景色を、このグループで見ることができました。今もみんなのことが大好きです。」
「僕にとってライブは、言葉を交わさなくても、目線だけでみんなと会話できる場所でした。10周年のツアーで、みんなと交わした目線のひとつひとつを、ずっと忘れません。」
そして、「僕も、これからのすとぷりを応援しています」という言葉に続けて、次のように締めくくりました。
「習っていたことも、夢も全部を置いてこの世界に飛び込んだあの日の自分に、その選択は何も間違ってないよって心の底から言える。そんな10年間でした。本当にありがとうございました。すとぷりのさとみでした。」
ころん・ジェル・莉犬・るぅとが2人に送った言葉

ころん、ジェル、莉犬、るぅとの4人は、寂しさを隠しきれない様子を見せながらも、2人が何年も悩み抜いて選んだ道を尊重したいと口をそろえました。そして一人ずつ、ななもり。とさとみへの思いを言葉にしました。
ジェルは「2人がたくさん考えて決めた道だから、その選択をちゃんと尊重したい」「2人の未来のことをこれからも応援したい」と力強く語りました。2人との掛け合いやもらったアドバイスなど10年間の思い出を振り返り、その思い出を胸に、すとぷりの楽しさを守りながら前を向いて進んでいくと誓いました。
莉犬は、ネット活動の人生をすべて変えてくれたさとみ、そして当時高校生だった自分を見つけて居場所を作ってくれたななもり。へ、深い感謝を伝えました。卒業しても一緒に作ってきた思い出や絆がなくなるわけではないとして、2人に「元気でいてほしい、やりたいことを思い切り頑張ってほしい」とエールを送りました。
るぅとは、ななもり。に誘われてすとぷりに加入した当時のことや、たくさん相談に乗ってもらった思い出を振り返り、「素敵な居場所と仲間と時間を作ってくれて本当にありがとうございました」と感謝しました。2人が巣立っていく寂しさを口にしつつも、これまでの歴史や積み上げてきたものがなかったことにならないよう、今までのすとぷりを大切にしながら、4人でもリスナーに笑顔を届けられるよう「全身全霊で頑張る」と決意を語りました。
ころんは、10年間、大変なときも楽しいときも一緒に乗り越えてきた2人を「仲間」と呼び、さとみからたくさんの影響を受けて成長できたと話しました。「寂しさもあるけれど、2人と10周年まで一緒に来れて本当によかった」と語り、2人がどの道に進んでもこれまでの歴史や絆は変わらないとして、心から応援していると伝えました。
笑顔と「ありがとう」があふれた配信に

大切な発表でありながら、配信は終始あたたかい空気に包まれました。冒頭でななもり。とジェルが「暗い話にしたくない」「テンションが難しい」と話していたとおり、6人はお互いの思い出話や過去の配信ネタを交えたイジり合いを見せ、一人ずつ感謝を伝える場面では花束を渡すふりをするやり取りで笑いも起きました。
6人からは、10年間ともに歩んできたリスナーへ「本当にありがとう」という言葉が何度も伝えられました。右も左も分からなかった10年前から、ドーム公演や紅白歌合戦のステージまで、自分たちだけでは見られなかった景色をリスナーと一緒に見られたことへの思いも語られました。さらに、同世代の高校生や20歳前後から始まったリスナー層が、小学生や中学生、大人まで幅広く広がっていったことへの驚きと感謝も口にしていました。
突然の発表で驚かせ、不安にさせてしまったことを謝りながらも、メンバーは「これまでの思い出や積み上げてきたものは決してなくならない」と強調。配信の最後には、4人がすとぷりの看板と居場所をしっかり守り続けていくことを改めて誓いました。配信後は、メンバーそれぞれの個人チャンネルなどでも、改めて自分の言葉で思いを伝える予定だと話していました。
すとぷりの10年を振り返る
卒業発表の前から、2人はそれぞれの形でグループの第一線から一歩引いて活動していました。
ななもり。 2025年1月12日のさいたまスーパーアリーナ公演を最後に、グループとしての配信や音楽活動、動画出演をお休みし、STPRでのプロデュースや経営に専念。2026年6月まではSTPRの代表を務めていました。
さとみ 2025年7月、2ndフルアルバム『S's』の制作と横浜アリーナでのワンマンライブに向けて、グループ活動の休止を発表。同年11月23日に復帰しました。復帰後は公式配信への出演頻度を減らしつつ、オリジナル楽曲やライブには参加していました。復帰の際には、「卒業」という言葉が頭をよぎったこともあったと明かしていました。
すとぷりは2016年に結成され、歌ってみたやゲーム実況などの動画配信から活動をスタート。楽曲リリースやドーム公演などを重ね、2023年には『NHK紅白歌合戦』にも出場しました。2026年6月4日に結成10周年を迎え、記念アリーナツアー『すとろべりーめもりー Vol.10th anniversary ~すとぷり ARENA TOUR~』は4都市13公演で約15万人を動員。8月20日、国立代々木競技場 第一体育館で千秋楽を迎えました。さとみが卒業の文書の中で「ずっと忘れません」とつづったのも、このツアーでのことです。
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